新入社員がはじめに命じられる仕事は、いわゆる「雑用」といわれる業務であることが多いと思います。
それらはさほど頭を使わなくてもできるものであったり、「誰にでもできる」ものであったりするので、やりがいを感じられにくく、仕事に対するモチベーションを保つことも難しいと思います。
そんな「雑用」といわれる業務こそ新入社員は率先してやるべき理由をご紹介します。
社内の信頼を得るきっかけとなる
先輩社員たちは新入社員に対しいろいろ仕事をお願いしてくるかもしれません。
高いお給料もらっているんだから自分でやってくれればいいのに!
もっとやりがいのある仕事をさせてほしいのに・・・
でも、新入社員がそれを言ってしまったら、あなたはなんの仕事をするんでしょう?
入社後すぐにパフォーマンスを発揮して先輩社員以上に仕事ができてしまう人もまれにいるかもしれません。
ですが、大半の人は右も左もわからないところからスタートすると思います。
まずは、自分のできることを積極的にやっていくことで、会社に貢献することを意識してみましょう。
そうすることで、社内でのあなたに対する信頼が増し、否が応でもあなたにどんどん仕事が回ってきます。
会社の仕組みを理解できる
「雑用」といわれる業務はいわゆる「誰にでもできる」業務であることが多く、いままでも同じように繰り返し社内の誰かがおこなってきたものです。
そういった仕事は、業務そのものが標準化されているということが多いため、良くも悪くもその会社の業務の仕組みとなっているものです。
なので、雑用をこなすことで、その会社の仕組み自体を把握することができます。
会社の仕組みを知ることは、あなたが今後社内でパフォーマンスを最大限に発揮する力となることは間違いありません。
先輩社員を見極めるきっかけとなる
高いお給料をもらっている先輩社員は、新入社員ができるような仕事をしていてはいけません。
高いお給料をもらっている人には、それに応じた会社から期待されている業務があるものです。
それにも関わらず新入社員でもできるような仕事をいっぱい抱えて、さも仕事が忙しいアピールをしている先輩社員は決して仕事ができる社員とはいえません。
そんな仕事泥棒の先輩社員をのさばらせないためにも、新入社員は自分のできる仕事を1つでも多く積極的にとっていくべきなのです。
なので、あなたの力量を見極め、仕事を色々お願いしてくる先輩社員こそが、あなたたち新入社員の成長を期待しチャレンジの機会を与えてくれているのと同時に、自らも社内で求められている仕事を理解して果敢に取り組んでいる意識の高い社員なのです。
まとめ
「雑用」もやるべき目的を意識することで意味のあるものになります。
今後あなたが社内でパフォーマンスを発揮するための準備として、まずは積極的に雑用を意味あるものとしてとらえチャレンジしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。